M!LK 4thアルバム「HOME MADE CHU⁉︎」を聴いた

こんにちは。

やっと秋が来たと思ったら急に寒くなってきましたね。何年後かには春と秋がなくなってそうです。

 

今回は9月30日に発売されたM!LKの新しいアルバムの感想です。3rdアルバム「Juvnilizm」から約半年。次出すとしたらシングルだと思っていたので、この短い期間でアルバムを出してきたことに驚きました。全体の感想としては、3rdアルバムとはまた違った雰囲気で、アルバムとしては少ない曲数ながらもバラエティに富んでるなという感じでした。

 

    

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 1. HOME

作詞・作曲・編曲 渡辺拓也

初めて聞いた時はあまりパッとしなかったのですが、聞いていくうちにじわじわ好きになってきたリード曲。素朴で疲れた体に沁み込むような温かさを感じる曲です。「見た目ばかり気にしないで レシピ通り作れなくてもいい」という歌詞がもろ佐野飯のことでクスリと笑ってしまったり(曲が先なんだろうけどあまりにリンクしてるから毎回笑ってしまう。ここ佐野くんが歌ってるし笑)、2番の最初、太智くんの「幸せな人生ってどんなことだろう?」の歌い方がかわいくてそこだけ何度もリピートしてしまったり。かと思えば5人で歌い継いでいくところでホロリとさせられたり、個人的に感情の変化が意外と忙しい曲でもあります。あと、2番のサビで「素敵だ、君の笑顔は」が倒置法にするだけでこんなに印象的なフレーズになるんだなと思いました。ありきたりなことを歌ってるけど、今この情勢下の中で聞くと心がじんわり熱くなる、そんな一曲でした。

 

 

2. Banzai

作詞・作曲・編曲 園田健太郎

Banzai

Banzai

  • ミルク
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

M!LK史上最短、33秒で終わる曲です。テーマは瞬間リフレッシュだそうで、確かにこの曲を聞くとみんなの明るい歌声も相まって楽しい気分になれます。30秒だと物足りなくて結局3回くらい聞いちゃいます。最初の舜太くんの入りも勢いがあっていい。

 

 

3. HEADBANG!

作詞・作曲・編曲 園田健太郎

HEADBANG!

HEADBANG!

  • ミルク
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 Banzaiに続いてこちらも37秒と短い曲です。また、作詞・作曲・編曲も園田健太郎さん。この2曲をアルバム中の休憩のように別々に配置せず、せっかく続けて並べるんだったらBanzaiとHEADBANG!の曲間をもっと短くしたらスムーズに聞けたんじゃないかなと思います(単に自分の好み)。少し違いますが内田真礼さんのHello, 1st contact!→ギミー!レボリューションだったり田所あずささんのCome on, A-Z!!→It's my CUEの繋ぎが好きなのでM!LKでもこういうことしてくれないかなと思ってしまうのです。

しかし、ヘドバンと聞いて思い描くロックなイメージとは少し違ってこの曲はM!LKらしい爽やかでポップな感じが残っている気がして好きです。そして舜太君の「せーの」がかわいい。30秒曲は舜太くんに注目。

 

4. Amore~僕は君に愛を叫ぶ~

作詞・作曲・編曲 犬太郎

Amore~僕は君に愛を叫ぶ~

Amore~僕は君に愛を叫ぶ~

  • ミルク
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

このアルバムではこの曲が一番好きです。ERAやWinding Roadのようなかっこいい曲も好きだけど、テルネロファイターとかサラブレッド御曹司CITY BOYみたいな変な曲大好きなのでこの系統またやってくれて嬉しい。この曲は柔太朗くんがめちゃくちゃ活躍してると思います。私は柔太朗くんの細い声質が結構好きなのですが、これが上手く他のメンバーには出せないセクシーさとして表れていて癖になります。それで「今夜は俺と一緒に踊ったもーれ」なんて真面目に言うもんだからおもしろい。他にも「令和のマタドールはロールキャベツ男子」「蜂のようにツンデレツンデレ make me crazy」などいろいろ遊んであります。個人的に、最後に吉田さんが文字通りAmoreを叫んでいるところが好きです。曲作る人楽しかっただろうなー。この曲は元々のわちゃわちゃした雰囲気と3rdアルバムで見せた大人っぽさが調和して、新しいM!LKを見た気がしました。

今回のアルバムではメンバーがMVを作った曲もありましてAmoreは柔太朗くんが監督をしています。みんなで1人の女性のマネキンを取り合ってましたね。柔太朗くんは王子様、舜太くんはサッカー少年、吉田さんはホスト?、佐野くんは警官、太智くんは医者になっていろいろアプローチをかけていたのですが、かっこよさとおもしろさのどちらも見れて楽しかったです。太智くんは相変わらず激かわいい。最近太智くんのかわいさに抗えなくなってきてる…。

 

 

5. サラブレッド御曹司CITY BOY~ボンボン祭りver~

作詞・作曲・編曲 corin.

サラブレッド御曹司CITY BOY~ボンボン祭りver~

サラブレッド御曹司CITY BOY~ボンボン祭りver~

  • ミルク
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

2ndアルバムに入っているサラブレッド御曹司CITY BOYですが、ボンボン祭りverと称する和風アレンジになって再収録されました。元々の音源も歌詞の内容のトンチキさに反したおしゃれなメロディが好きなのですが、こちらも和楽器と合っていていいアレンジだと思います。太智くんが「奇抜な盛り付けでダンス」をデァンスみたいな歌い方してるのが個性出してきてて好き。M!LKはこういう曲で真面目にバカやってくれるから楽しめるんだよなあ。

 

 

6. SDR

作詞・作曲・編曲 corin.

SDR

SDR

  • ミルク
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

3rdアルバムでもユニット曲が2曲ありましたが、今回は舜太くん×太智くんが組んでSDR(ソノダイチレボリューション)しています。 最初に曲名見たとき、スターダストレコーズ?と思ったし「Everybody Dance!」がEBiDANに聞こえたりしますが、あくまでも舜太くんと太智くんが革命を起こしている歌みたいです(笑)80'sハードロックというのも新鮮でしたが、この2人が意外と曲に合っていてかっこよかったです。佐野くんとかが歌ってそうな曲調ですが残りの3人はコーラスとして参加しています。完全に2人の曲にするのではなくメンバー全員で歌ってるのも、みんなで作品にしている感があって好き。

そして、SDRは太智くんがMVを作っています。柔太朗くんとは対照的にグリーンバックをメインに使った冒険仕立ての映像になっていてとても笑わせてもらいました。何度も見てます。Amoreであんなにかっこよかった吉田さんが神様(お坊さん?)になって出だしからセリフを忘れてるのギャップがすごい(笑)ヒーローが出てきたり音楽が一瞬止まったりするったりする演出が洋楽っぽいなと思ったら、やっぱり太智くんがそこを意識して作ったのも分かってよかった。太智くんの芸術性はすごいなと思うので佐野くんが言っていたように私もライブの演出とかやってほしいなと思いました。 

 

 

7. 風が吹く

作詞・作曲 yui 編曲 村山☆潤

風が吹く

風が吹く

  • S.O.S!~sound of smile~
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アルバムの最後を飾ったのはSUPER☆DRAGONとさくらしめじとの合同ユニット、S.O.S~sound of smile~で配信された曲でした。せっかくM!LKのアルバムに入れるんならM!LKだけのバージョンで聞きたかったのですが…残念。しかし曲自体はいいです。HOMEと同じように温かい気持ちになれます。リリースされた春にぴったりのメロディと歌声でした。M!LKはもちろんですがこの曲はさくらしめじさんの声が絶妙にマッチしています。十数人で歌ってるのってなかなかないので、いつか3組集まって歌ってもらいたいです。

 

 

 

と、1曲ずつ感想を書いてきましたが今回はメンバー1人1人の個性が余すところなく引き出されているアルバムだなと感じました。作家の方もこれまでM!LKに関わっていた人が多いですし、メンバー自身が監督をやったり中面を作ったり、みんなでいいものを作ろうという気概が感じられました。これからも楽しんでM!LKをやってほしいな。