令和元年度 米粒写経 例大祭 福岡公演に行ってきた

2020年2月9日に、漫才コンビ米粒写経さんのライブへ行ってきました。テーマは「国語辞典」。
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お客さんが100人くらいしか入らない、カフェみたいな会場でした。

私以外は中高年のお客さんばかりで、少し場違い感あったな(笑)

サンキュータツオさんしか知らなかったのですが、居島さんの方が喋る喋る。

前半はフリートーク。居島さんの特技である47都道府県の歴史の即興紹介。

今回は福岡、熊本、大分。もう全然覚えてないけど、情報量がすごくて圧倒されました。

開演前にお客さんが書いた質問にもいくつか答えてくれました。「佐賀には来てくれないんですか?」からのタツオさんが鳥栖での乗り換えが難しいという話。居島さんのトスが上手くて笑った。

ここらへんから、居島さんの一人映画再現が始まりました。創価学会の会長であった戸田城聖を描いた「人間革命」の牢獄のシーンとか、「犬神家の一族」とか一つも元ネタ知らなかったし、なんなら犯人のネタバレ食らったけど(笑)めちゃくちゃおもしろかったです。「砂の器」を今度見たいな。

そしてタツオさんのターンになり、本題の国語辞典の話へ。見坊先生の「三省堂国語辞典」、山田先生の「新明解国語辞典」の話はもちろん面白かったのだけど、居島さんが二人の関係を、犬神家やらプロレスやら俳句やらに例えるからますます笑いました。2時間ノンストップで密度が濃い時間でした。

全体的に2人の趣味?がいいバランスで漫才になってるなあと思いました。そしてただただ面白いというより、観客側にも知識と行間を読む力が求められるエンターテイメントでした。何も知らなくても楽しかったけど、歴史とか知識があったらもっと面白かったんだろうなあ。日本史お勉強しよう。