ヘアスプレー(映画)を観た
FNSをLiSAめあてで録画してたのですが、ミュージカル特集で聞いた歌にハマってしまい、映画版を見ることにしました。渡辺直美のビジュアルがそっくりだった(笑)
《簡単なあらすじ》
ちょっとぽっちゃりしてる明るい女子高生トレーシーは、地元テレビ局のダンスショー番組「コーリー・コリンズ・ショー」が大好き。ある日、新メンバーのオーディションが開催され、彼女はレギュラー出演することになる。その後まだまだ黒人差別が残る番組を変えるべく、デモを行う。
《感想》
舞台は1960年代のアメリカ。黒人差別という結構重いテーマにもかかわらず、最初からとにかく明るいメロディばかりで楽しいです。トレーシーは、ザ・アメリカって感じのぽっちゃり体型なのですが踊りが上手くてチャーミングです。明るくて、黒人ともすぐに仲良くなれちゃうあたり、とっても社交的で憧れる。この子のお母さんも負けず劣らずビッグボディなのですが、演じているのが男性と知って驚きました。最後まで気づかなかった…。このお母さんはトレーシーと違って心配症でネガティブなところがありますが、それをトレーシーと、ちょっとクレイジーな夫が支えているのが温かい。
あと、白人主義のプロデューサーというわかりやすい敵がいるのでストーリーが単純なのも、ただただハッピーになりたいときにはおすすめ。あまり考えすぎることなく見ていられた映画でした。
私のお気に入りの歌は一番最初にトレーシーが歌う「Good Morning Baltimore」と、最後にテレビ番組で踊る「You Can't Stop The Beat」です。