内田真礼 2ndミニアルバム「you are here」感想

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真礼ちゃんの2ndミニアルバムが10月2日に発売されました。もう1か月前じゃん。

アルバムは「PENKI」も「Magic Hour」もとても完成度高くて何周もするほど好きなのですが、1stミニアルバムの方は個人的に微妙だったのであんまり期待しすぎないようにしていました。しかし…めちゃくちゃよかった。冨田プロデューサーも何かの記事で言っていた気がするけど、内田真礼は次のステージに上がるんだなというのが、節々に感じられました。「現在地」を示しながらも、そこから先の可能性を感じさせてくれて、うん、本当にいい曲ばかりでした。じゃあ、1曲ずつ感想を。

 

1. 波乗りキャリーオン    

 作詞・作曲・編曲 TAKE(FLOW)

波乗りキャリーオン

波乗りキャリーオン

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最初からエンジン全開。(波!波!)っていう掛け声に最初は違和感があったんだけど、何回か聞くと乗ってくる。FLOWのGO!!!を知ってる人ならまるパクリじゃんと思うくらいGO!!!感がすごい。(私は知らなかったので後でYoutubeで聞きました。NARUTOの歌だったんだね、聞いたことあった笑)真礼ちゃんの歌でこういうガッツある感じのものはなかったので、新鮮でしたー。

 

2. 共鳴レゾンデートル    

 作詞・作曲 田淵智也UNISON SQUARE GARDEN) 

 編曲 堀江晶太

共鳴レゾンデートル

共鳴レゾンデートル

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戦闘系のアニメのOPにありそうなかっこいい曲。レゾンデートルはフランス語で自分が信じる生きる理由、存在価値という意味らしいです。真礼ちゃんの曲はセリフが入ってるものが多くて、毎回かわいくて好きなのですが、この曲はそれの真骨頂と言わんばかりにセリフが多用されています。「創傷イノセンス」の頃のあんまり似合ってない作ったかっこよさ(好きな人はごめん)がなくなってて、私についてきて!っていう思いが自然なかっこよさにつながってきた感じがした。(We believe now!)とか(共鳴しよう)とかライブでのコール&レスポンスが楽しそう。

毎回、田淵さんの曲はかわいい内田真礼を見せてくれてたけど、今回は正反対でした。「かわいいだけが正義だなんて ふざけすぎて滑稽だわ」って言っちゃってるもん。もうすぐ30歳だからってのもあるんですかね。

                                        

3. Girl is fun      

 作詞・作曲・編曲 y0c1e

Girl is fun

Girl is fun

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お得意のかわいい曲1つ目ですね!歌い方はきゃぴきゃぴしてなくて、大人のOLさんをイメージしました。「今の気分は大人なペールラベンダー」の後のポッって音、リップ開けた音かなー(笑)

 

4. キミ行きEXPRESS 

 作詞 山本メーコ 作曲 山本陽介 編曲 やしきん

キミ行きEXPRESS

キミ行きEXPRESS

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かわいい曲2つ目!メロディが好き。歌詞も「私に関わった人には全員幸せになってほしい」と常々言ってる真礼さんが表現されてて、聴きながらにやけてきちゃう。「まぶたに映すキミコレクション」「あたしの夢みてるのなら まーいいけど?」っていう歌詞がお気に入りです。男の人はこれ聴いてどう思ってるんだろう。あと、さりげなく更新というワードも使われててうれしい。

 

5. あの人に会いたい 

 作詞・作曲・編曲 曽我部恵一サニーデイ・サービス

あの人に会いたい

あの人に会いたい

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今までにない曲調です。最初バラード枠かと思ったけど、カフェで流れてるようなリラックスできるメロディです。作詞作曲をされた曽我部さんは真礼さんが大好きな人らしい。憧れの人に曲書いてもらえるなんてすごいなあ。夕暮れの海沿いの情景が浮かびました。

 

6. Seasons Come,Seasons Go 

 作詞・作曲 麻枝 准 編曲 y0c1e

最後にまたかっこいい曲。麻枝さんはGirls dead monsterの曲(アニメの方は全く知りませんが)が好きでよく聴いていたので、内田真礼に提供してくれるのか!と嬉しかったです。イントロからグサグサ刺さってくる。特に2番の歌詞の、哀しんでる様子がありながら、それでも前を向いていこうとしてるのが人間味があってよい。めちゃめちゃハッピーに持ってこないで、少し希望がでてきたという終わり方。MVの表情も大人な感じでよかった。想像とは違って、レーザーがあったりバンドさんも一緒だったりと結構ロックな仕上がりでしたがシンプルに演奏してるところがかっこよかったです。

 

 

6曲しかないけど、だからこそ一曲一曲にこだわって作ったんだなというのが感じられました。声優活動の方はそんなに追いかけてないので分かりませんが、無理せず歌の方も長く続けてもらいたいものです。